親が無意識にしてしまう「ダブルバインド」

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親が無意識にしてしまう「ダブルバインド」

 

ダブルバインドとは親が無意識に子どもにしてしまう「脅迫や矛盾」のことを言います。

 

 ー例えばこんな時ー

スーパーで「好きなお菓子買っていいよ」と言って子どもがおもちゃの付きの高いお菓子を選んだとします。その時に「これじゃなくて普通のお菓子にして」と言ってしまう。

公園で遊びたくて「もう帰るよ」と言っても「やだ!」となり、「もうお母さん先に行っちゃうからね」と言って帰るフリをする

片付けてねと伝えてもいつまでも片付けない子に「おもちゃ捨てちゃうよ」と伝える

このようにメッセージに矛盾が生まれていたり、脅迫してしまうことが「ダブルバインド」と言います。

 

〜ダブルバインドが与える影響〜

 

周りをコントロールするために脅迫をする

(おもちゃ貸してくれないなら遊んであげないよ)

親をコントロールしようとする

(お小遣いくれないならお手伝いしない)

小さいうちは矛盾していることを言い返せないストレスや混乱からチックやおねしょに繋がることも

親に対して不信感や恐怖心を抱く

自己主張しなくなる

(どうせ否定されるし、意見が通らないと思ってしまう)

自分で考えることをやめる

(親の言う通りに動いてしまう)

自己肯定感が下がる

(期待に応えなければ親に見捨てられると言う気持ちになったり、できなかった時の自分を認めてあげられない)

 

〜そうならない為にしたいこと〜

 

条件付きで伝える

(おもちゃの付いていないお菓子だったら好きなの選んでいいよ)

(あと10分したら片付けようね)

このように条件をつけると守れなかった時に「お母さんとさっきお約束したよね」と伝えられます。

 

気持ちに寄り添う

(そっか、もっと遊びたいよね。でも暗くなるからまた遊びに来ようね)

 

同じ事でも言葉を変えるだけで良くも悪くもなってしまいます。日々お子様と向き合うなかで少しだけ伝え方を意識してみてください^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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