スプーンや箸の握り方

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スプーンや箸の握り方

 

赤ちゃんの頃たっぷりと「掴む」体験をすると1歳児頃には「握る」ことができるようになります。掴み食べも大切なので引き続き経験しながらスプーンなども正しく持てるように導いていくと、早い段階でお子様が一人で上手にご飯が食べられるようになります。握り方ですが上手持ち(手の甲が上にくるグー持ち)で食べられるようになったら、握ることができている状態なのであまり期間をあけずに下手持ち(手のひらが上にくるグー持ち)に導いてあげます。下手持ちもできるようになったら、今度は親指と人差し指でバキュンの手にしてもらい、その状態でスプーンの真ん中辺りを握って食べる練習をします。初めは大人がゆっくりと握り方を見せ、お子様のやる気があがる声かけをしながら無理なく徐々にできるように促します。

箸の練習は2歳頃からしていきます。バキュンの手で1本だけ持って動かす練習をし、慣れてきたらそのままもう1本を親指と人差し指の輪っかの中に通して残りの指を添えます(中指、薬指、小指)中指の位置を確認してあげながら、カチカチ鳴らせるように練習をしていきます。モンテッソーリ教育では「あけ移し」というお仕事があり、スプーンや箸、トングやピンセットなども練習することができます。本物のガラスや木製の器を用意し、乾燥豆やポンポンなどのナチュラルな素材を使用していきます。箸などは大きめのポンポンや殻付きのクルミなど大きい素材から始めるとあけ移しがしやすいです^^そう遠くないうちにまたツール別のモンテッソーリのあけ移しについて詳しくご紹介させて下さい。

 

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