白湯とは何も入っていないお湯のことで、体質を改善したり、血の巡りを良くしたり、むくみや便秘解消の効果があると言われています。そして白湯を語るにはアーユルヴェーダのお話を少しする必要があります^^
アーユルヴェーダによるとこの世界は地、風、火、水、空の5つの自然エネルギーでできていると考えられていて、これら5元素の組み合わせからドーシャと呼ばれる生命エネルギーが人を含むこの世の全ての物質にも存在していると考えます。ドーシャには風(ヴァータ)火(ピッタ)水(カパ)がありこの3つのバランスが整っていることが健康であると伝えております。白湯の話に戻りますが、風、火、水とバランスよく整った飲み物こそが白湯なのです。綺麗な水を火を使って沸騰させて泡が(風)生まれるからなのだそうですが確かにイメージが湧きますよね。
ドーシャの力を得るためにも電気ではなく火で作ることが大切です。沸騰しても10分~15分沸かし続けたものを飲める程度に冷ますだけで完成です。朝一番に150cc程の白湯を5分ほどかけてゆっくりと飲むことで胃腸がゆっくり温まり心地よく目覚めます。できる人は保温ポットなどに入れて1日中飲んでも◎ただし飲みすぎないように多くても800mlを目安にしてください。寝起きは喉が渇いているので水分補給という意味でもおすすめですし、毎朝の習慣に白湯をぜひ取り入れてみてくださいね。
自然なもので優しく暮らしが豊かになりますように。