何気ない会話で、「うちの子どもが本当にダメでさ~」と悪口を言ってしまう時。悩みを話すのはOKですが、悪口になってしまっていたらどうでしょう?もしお子様がすぐ近くにいて、それを聞いていたら自分を否定されているように感じて傷つき、すごく悲しいですよね。他人から見た自分のイメージに縛られてしまったり、同じく他人を否定する子になってしまうこともあります。お子様はみなそれぞれ個性があり、大人が見落としてしまっているかもしれない長所もたくさんあると思うのです。それぞれが持っている素敵な個性を尊重してあげたり、またなぜその子が親から見た時に「ダメ」な子になってしまっているのか寄り添って原因を考えてあげることも大人の大切な役目であり、必ずそこには理由があるはずなのです。
では次に「うちの子どもが〇〇でさ~あなたのところはそんなことないでしょう?」と言われ、「え~うちの子もこうだよ~」と謙虚になってしまい本心とは裏腹に、わざわざお子様のことを下げて伝えてしまう時。これを聞いてしまったお子様はショックですよね。「家ではそんなこと言ってなかったのに。。褒めてくれてたのに。。」とどちらが本心か分からなくなり不信感も抱いてしまいます。
謙虚であることが美徳と言われていたり、社交辞令である方が相手に与える印象が良かったりすることもあるかもしれませんが、お子様に対してはしなくて良いと思うのです。確かに「うん!うちの子は全然そんなことないよ」と言われると相手にとってチクリとなる場合もあると思うので、素直に投げかけられた質問に答えるのではなく代わりに「そういう時もあるよね。まだ難しかったりするしさ。どうしたらいいか親として悩むよね~」と訴えかけられた相手の悩みにフォーカスしてあげるだけで良いかもしれません。
1歳でも3歳でも同じように大人の話を聞いていますし、意味が分からなくても話の雰囲気をちゃんと感じとっています。
お子様が安心してありのままで自信が持てるように大人が気をつけていきたいですね^^