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「行きたくない」が始まった時

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「行きたくない」が始まった時

 


お子様が保育園、幼稚園、学校、習い事などに「行きたくない」と言っていた場合、どのようにするのが正解なのでしょうか?まずはどうして行きたくないのか理由を聞いてあげることが大切です。はっきりと理由を言ってくれる場合もありますし、教えてくれないこともあります。時には本当の理由を隠して嘘を伝えてしまう時もあるかもしれません。

もし理由を言ってくれたなら、まずは「教えてくれてありがとう」と気持ちに寄り添ってあげることが大切です。それから「分かるな〜私も同じ気持ちになったことあるよ」など以前にお子様と同じ気持ちになったことや経験があれば伝えてあげると◎その上で行きたくない理由をどのようにしたら解決できるか一緒にたくさん考えてあげられると素敵です。理由を教えてくれない時は「いつも味方だし、どんな時も力になるからね。話せるようになったらいつでも話してね」と温かく声かけをしながら、いつも通りに接してあげることでお子様もきっと安心できます。

休みたかったらその日は休んだっていいのです。無理に行きなさいと言ったり、怒ったり、責めたりしてしまうことは逆効果ですし「誰も私のことを分かってくれない」と辛い気持ちになってしまいます。しかし行かないと決めた日は家で勉強をするなどして、完全に自由な楽しい時間ではないことは伝えます。(例:ドリルをこのページまでやろうね、など)休んだらテレビを見られて、たくさん遊べて、お菓子も食べられる天国のような状況であれば、行きたくない気持ちを助長してしまうこともあるからです。もし今の現状が辛いなら、この先の未来に希望が持てるようにお子様が好きなことを追及できる手助けをしたり、興味のあることを見つけられるように様々な体験をさせたり自然に触れることも心を癒してくれます(家にこもってしまうと気持ちが暗くなってしまいますよね)

不登校のお子様が年々増えていく世の中ですが、不登校は憲法上では違反ではありません。保護者が行かせないことが違反なのであってお子様自身が行かない選択をしていることは違反にはならないのです。

 大人が心配し過ぎたり悲観的になってしまうと不思議なことにお気持ちがお子様に伝染してしまいます。お子様がまた元気に明るい気持ちで行けるように、たった一人のお子様だからこそ諦めずにどっしりと構えて笑顔で接してあげることを意識してみてください^^近いうちに公教育以外の選択肢についてお話しします。

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