「できない」「もうやめる」とお子様が途中で諦めてしまうことってありますよね。そんな時、忍耐力がないな。。と思ってしまう前にどうして諦めやすい子になってしまっているのか1度考えてみると◎
考えられる原因
自信がない
自信がつくようにちょっとしたことでも良いので小さな達成感を積み重ね「できた」を増やしていくことが大切です。その時に大人が手だし口出しをしてしまうのではなく、困っていたら「少しだけお手伝いしてもいい?」と聞きながら最後は自分でできるよう導いてあげると◎
悲観的である
大人からの否定的な接し方に影響されて「でも」「だって」と思う癖がついてしまっている状態です。自己肯定感が低いと悲観的になりやすい為、日頃から尊重してあげることや肯定的に物事を伝えることを意識したり(こちらの記事をご覧ください)ポジティブな接し方をするなど、ありのままのその子を認めてあげることが大切です。
難しいことに挑戦している
物事にはステップがあります。赤ちゃんもつかまり立ちを覚えてから歩くことができるように、ステップを飛ばしてしまうと「できないから諦める」ということになってしまいます。挑戦していることをもう少し簡単なものにできないか、前段階はないか?など考えてあげることが大切です。
同時に複数のことをしすぎている
様々なことに取り組みすぎてしまい、集中することができず全てが中途半端になってしまっている状態です。そんな時は1つのことに絞って取り組んでみることも◎
目標を大人が決めてしまっている
お子様が達成できる目標を話し合って決めることが大切ですが、大人が「ここまでできるようにならなきゃダメ」と思い込んでいたり決めていたりしませんか?ゴールもお子様によって様々ですし、向かっていくスピードも違います。
諦めているのではなく、したくない時もある
やっていることが好きではなく、したくないからやめることもあります。そういった場合は素直にやめるのも◎苦手だったり好きではないことを無理にし続けるのは辛いですよね。ただそれでも「やるしかない」こともあります。そんな時はその子の気持ちにまずは「分かるよ〜」と寄り添ってあげましょう。そして今日はここまでやってみよう!と励ましたり、その子が興味のあるものを通して苦手を楽しいものに変えて克服したり、頑張ることで将来その子の夢にどのように良い影響があるかなど具体的に話をします。
叱ったり、押し付けてしまったり、頑張りなさいと強制してしまうと逆に「諦めること」を助長させてしまいます。やり抜く力はその子にたくさんの成長をもたらし、大人になってからもその子を支える強い力となってくれますので、大人が優しく導いてあげることが大切です^^