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子どもの幼児期は「爬虫類脳」?

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子どもの幼児期は「爬虫類脳」?

 

人間の脳には3つの発達段階があります。

①爬虫類脳

人間の最初の脳の状態で「これがしたい!」という感覚が優位に働いていて、それが手に入らないと怒ったり不安になったりします。赤ちゃんを見ていると分かりやすく「お腹が空いた」「眠い」など目的を達成できるまで泣いて表現します。自分の目的のために攻撃、支配、奪い合い、などをすることもあり自己中心的になりやすいのですが、爬虫類にとってはそれが生命保持の行動であり生きるために必要な本能を訴える脳なのです。

②哺乳類脳

7歳くらいまでに哺乳類脳が発達していき感情をコントロールし、愛情が芽生えたり、共同で何かをしたり、感じることに優れた脳が育っていきます。同時に誰かに認められたいと言う気持ちも生まれてきます。

 ③人間脳

理性で行動し自分の欲をコントロールします。未来を予測しながら動くことや目標に向かって成長をし、認知する力、言語や学習能力、創造したり思考をするための脳

 3つの脳は共存しているので、人によってどの特色が強いかは様々ですし「この脳が優れている方が良い」ということもありません。ただ、脳の発達の順番を無視してしまうと、どこかで歪みが出てきてしまうこともあります。

例えば幼児期に人間脳での活動(例:習い事など)ばかりさせてしまい、爬虫類脳での体験が少ないまま過ごしてしまうと成長にアンバランスが生じ、思わぬ形で爬虫類脳が飛び出すこと(急に攻撃的になるなど)がありますので注意が必要です。そして子どもが爬虫類脳から哺乳類脳に進むタイミングや、また爬虫類脳が優勢になってしまっている時には丁寧にスキンシップをとってみます。特に攻撃的になっているときはそっと抱きしめたりするなど、たっぷりの優しさと愛情をかけることで子どもは安心することができ、哺乳類脳を発達させたり、取り戻してくことができます。

色々と早いうちから人間的なことをやらせないとと焦ってしまうのですが、長い目で見ると、発達に沿った方がより大きく力強く子どもが成長できると言えそうです。

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