子どもが出会っていく全ての「初めて」を大切に

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子どもが出会っていく全ての「初めて」を大切に

 


子どもは生まれてから次々と「初めて」に出会っていきます。それは人や物であったり、場所であったり、体験であったりと様々ですが、まずは大人がその「初めて」を大切にしてあげてほしいのです。具体的な方法があるわけではないのですが、その瞬間に一緒に意識を向けて、感じて、そこに言葉が必要であれば添えてあげるような感覚です。例えば「この人は〇〇さん。こんなことをしている人なんだよ」「これは箸といってこんな風に使って食べるんだよ」「それは悔しいっていう気持ちだよ」など、大人が当たり前に知っていることでも子どもにとってはそうでないことがたくさんあります。子どもの意識に心を合わせて、一緒に体感していくこと。ときには時間をかける必要があるかもしれないですし、大人が答えを必ずしも伝えなければならないわけでもありません。ただ初めましてをないがしろにせず、心を配っていくことで子どもの世界は日々どんどん広がって、温かく優しい出会いになるのではないかなと思うのでした。

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