椿の花は食べられる

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椿の花は食べられる

 

色の少ない冬の景色に、ぱっと華やかに咲く椿。その見た目に癒されるだけでなく、実からは油を取ってオイルになり、枝を燃やした灰は染め物や陶芸に使われ、葉っぱは単体では使わないけれど他の薬草と混ぜて飲むことで関節痛などに効くお薬にも。花びらは一番手軽で試しやすく胃腸を整え、便通改善、高血圧の予防、滋養強壮の効果があり天ぷらや塩漬け、甘酢漬けなどにして食べることができます。乾燥させればお茶として楽しむことも◎(生薬で山茶と呼ばれています)椿と似ているさざんかの花も同じように食べたりお茶にすることができるそうですが、どちらも毒を持つチャドクガが好きな植物なので採取の際は気をつけてくださいね。

自然なもので優しく暮らしが豊かになりますように。

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