5人に1人は当てはまるHSCの特徴を持つ子

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5人に1人は当てはまるHSCの特徴を持つ子

 

最近「HSP」や「繊細さん」という言葉を耳にすることも増えてきましたが、今回伝えていきたい「HSC」とはHSPの状態の子どものことを指し、生まれつきとても敏感で繊細な感受性を持った子のことを言います。HSCを持つ子は痛みや音、匂い、温度などあらゆる刺激をとても受けやすく察知しやすい、共感する力が高い、物事を深く考える、慎重に行動する、他人の影響を受けやすい、疲れやすいなどの特徴があります。他にも「HSS型」という好奇心旺盛で社交的、積極的でアクティブといった特徴を持つ子もいたり、HSSとHSCが組み合わさっている子では外ではアクティブだけれど家でどっと疲れる、落ち込む、本当の性格は暗いなどの特徴があります。今では5人に1人がHSCと言われているほど当てはまる子も多いのですが、発達障害などではく、あくまでもその子の「性質」です。もしお子様がHSCかな?と感じられた方はまずはHSCを良く知り、自己肯定感を持てる接し方や気持ちの代弁を心がけること、疲れやすい心と体をゆっくり休ませてあげることなども大切です。そしてHSCと定義づけてしまうことが逆に苦しめてしまう場合もあるので、シンプルにその子を理解するための参考の一部として捉え、その子自身を見つめてしっかりと考えていくことが大切なのだと思っています。

 

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