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子どもの発達障害を詳しく理解する⑥チック症・トゥレット症候群

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子どもの発達障害を詳しく理解する⑥チック症・トゥレット症候群

 

今回はチック症・トゥレット症候群のお話になります。チックには本人の意思とは関係なく一部の動きが早くなる運動性チック(顔をしかめる、まばたき、肩をすくめるなど)や咳払いや舌を鳴らす、言葉を繰り返すなどの音声チックがあります。どちらかの特徴、または両方が出る場合があり、トゥレット症候群とは運動性と音声チックの症状が1年以上出ている状態のことを言います。チック症の多くの場合は治る、もしくは軽減されるのですが大人になっても長く病状が続く場合もあります。叱ったり指摘したりせず、心の負担になっていることやストレスになるようなことを控えることが大切です。次回はコミュニケーション障害についてお話します。

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