植物は水、油、アルコールに溶けていく

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植物は水、油、アルコールに溶けていく

 

植物の成分を抽出したい時に、何に漬け込むかで出てくる成分が変わっていくのです。水には水溶性の成分が溶け、油には脂溶性のものが溶け出し、アルコールは水溶性と脂溶性どちらも溶け出します。分かりやすい例ですとハーブティーは水溶性、カレンデュラオイルなどは脂溶性、薬用酒やチンキ(タンチュメール)は水溶性と脂溶性の成分が抽出できるということになります。水溶性の成分はビタミン、タンニン、ミネラル類など脂溶性にはカロチノイド、クロロフィルなどがあります。ですからチンキは手軽に摂取できるだけでなく、良いとこどりの優れものなんです。チンキ(タンチュメール)は購入することもできますし、作り方も簡単です(2021/5/3 の投稿をご覧ください)人間の感情や日々のあれこれにも植物と同じで水に流せるもの、ハイカロリーなものを食べることで忘れたり、アルコールにしか溶かせないものもあるのかもしれません。

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