街中で見かける漢方「イヌマキの実とお茶の作り方」

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街中で見かける漢方「イヌマキの実とお茶の作り方」

 

庭木として親しまれることも多いイヌマキ。街中で見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。沖縄ではチャーギと呼ばれて仏壇にお供えする植物としても有名です。このイヌマキですが秋頃になると実が赤や紫に変わり、洗ってそのまま食べることができます。ほのかな甘さと酸味があり、ねっとりした食感の優しい味わいの為そのまま食べるよりも乾燥させてお茶にするのがおすすめ◎というのもイヌマキの実は漢方では「羅漢松実」と呼ばれており血の巡りを良くし、頭痛や胃痛、倦怠感、お肌のくすみなども改善されるそうなのです。1つ大切な注意点は実の上についている薄い緑色のコブ(種子)には毒があり、お腹を下してしまうので決して食べないでください。実を種子から取るときは捻るようにして切り離すと良いです。どこかで見かけたらぜひ味わってみてください。

自然なもので優しく暮らしが豊かになりますように。

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