子どもが使ってしまう乱暴な言葉の裏で

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子どもが使ってしまう乱暴な言葉の裏で

 

小学生くらいになると「死ね」「殺す」など乱暴な言葉を使うこともある子ども達。その裏には知ったばかりの言葉を使ってみたい、反応してもらいたい、悪い事がなんだか楽しいという気持ちが隠れていて、本当は使ってはいていけない言葉だと認識している場合がほとんどです。特に悔しさを感じた時、悲しかった時、怒った時にこのような言葉が出てきやすいのではないかと思います。そんな時に大人ができることは、その子の気持ちに合った正しい言葉を代弁して伝えてあげることなのかもしれません。例えばかけっこで負けてしまった時「悔しかったね、1番になりたかったんだよね」と伝えてみたり、お友達に押されて転んでしまった時には「突然でびっくりしたよね、痛くない?嫌だったね」と声をかけてみます。乱暴な言葉に対して「そういうこと言わないの!だめだよ」と言うよりも、何かしらのネガティブな感情がその子の中に生まれていることは確かなので、受け止めてあげながら「こんな風に表現するといいよ」と大人がお手本を見せられたら素敵です。そして付け加えて「お外で乱暴な言葉を言ってしまうと、〇〇君は遊びのつもりでも聞いている人が嫌な思いをすることもあるから別の言葉を探してみようね」と伝えられると良いのかなと思います^^

成長していく子ども達をできる限り優しく見守っていきたいです。

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