子どもが野生の味から学べること

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子どもが野生の味から学べること

 


人間に育てられたものではなく、野生によって育てられた野菜や木の実、果物、山菜、野草たち。これらは普段慣れ親しんでいるものとは味も見た目も匂いも(きっとエネルギーも)違っていて、手のひらや口いっぱいに「自然」を感じ取ることができます。なかなか口にする機会は少ないかと思いますが「野生を食べる」ということを特別な体験の一つとしてお子様とご一緒にぜひ取り入れてみて頂きたいです。

野生の味は普通のものより淡白であったりワイルドであったりしますし、匂いも強かったり見た目も綺麗ではないかもしれません。でもそれは当然で、彼らは人間に食べられることはこれっぽっちも意識しておらず、のびのびと自由に、思うがままに育っているから。だからこそ人間の感覚を刺激し、様々な発見をもたらしてくれます(感覚が敏感な子どもにとってはなおさら強く感じられるかもしれませんね)

一番身近にある野生のものは、野草やどんぐりなどの木の実でしょうか。本を片手に一緒に近所を探検しながら見つけることができますし「これもあれも食べられるんだ!」と知れば奥深く面白いものです(それだけで楽しい遊びにもなります)野生のものを通して、皆さんの中に眠っている野生も時々外に連れ出してあげてください。

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