「ジェンダーレス」や「男女平等」という言葉をよく耳にするこの時代ですが、子育てにおいてはどうでしょうか?
それぞれの発達の特徴を少し挙げると
ー男の子ー
社会性の発達がゆっくりの為、集団行動やルール、マナーを学ぶのも時間がかかる
ホルモンの影響で攻撃的であったり落ち着きがないところがある
ストレスを受けやすく回復するのもゆっくり
好奇心旺盛
結果重視
ー女の子ー
体の成長や社会性、言語の発達が早い
認識、識別が早いうちからできる
ストレスに強くすぐに回復しやすい
過程重視
男の子の育てづらさを感じているお母さんは、発育のゆっくりさや、行動の取り方が理解できないこと、自分(女性)ができたことを息子(男性)もできると思ってしまうことが理由になっているそうです。女の子の場合では、おませさんなところや口が達者、自分に似ていてライバル意識を持ってしまうことなどがあるそうなのです。
それぞれの特徴を踏まえて男女の育て方で意識できるポイントは
ー男の子ー
比較しないこと
(プライドが傷つきガラスのハートにひびが入ってしまい立ち直りにとても時間がかかります)
元気でパワルフだけど繊細さん。愛情とお世話がたっぷり必要
好奇心が強く自分で何でも試したい。指示や命令で動かそうとすると、ぐずりやすくなってしまうので注意
競争心を刺激する
(命令系よりも、持って生まれた競争心に火がつくような声かけを)
褒められたり、よいしょされたい
(やる気スイッチがすぐ入ります)
事実や結果を認めてあげる
ー女の子ー
大人をよく観察しているので、お手本になるような言葉がけや行動をすることがその子の成長に繋がる
お話や読み聞かせをたくさんする
頑張った気持ちと姿勢を褒める
大人がそのままお手本となってしまうので気が抜けません!笑
男の子と女の子には、ホルモンや脳の使い方など生物学的に違うところがあります。ですから男女で同じように育てたり「女の子だから弱い」「男の子だから泣かない」などと決めつけた見方をしてしまうと、後々親子関係に影響が出てしまうこともあります。
一番大切なのは特徴も踏まえつつ、その子にあった接し方していくことだと思うのです^^子どもを見つめることで関わり方のヒントを得ながら、その心に寄り添っていきたいです。