自然の色合いが美しい草木染めですが、実は野菜やフルーツなどのくずを使って簡単にチャレンジすることができるのです。染め物用として少しずつためておき、お家で草木染めをやってみませんか?今回はその中でも一番シンプルでお子様と一緒にできる方法のご紹介です。
皮の使用量によっても色の濃淡は変わっていきますが
例えば
玉ねぎの皮(明るい黄色)
ナスの皮(くすんだ紫)
ブドウの皮(うす紫)
みかんの皮(淡い黄色)
アボカドの皮(サーモンピンク)
番外編
コーヒーや紅茶の出がらし(ベージュ)
になります。
染めやすいものはコットン、麻、絹などの素材で初めはハンカチなどから試してみると◎
ー材料ー
ミョウバン(焼きミョウバンもOK)
野菜や果物の皮を染める布と同じ重さの分だけ用意する(分量が多ければより濃くなる)
染めたい布や糸など
鍋 2つ
さいばし
排水溝のゴミ取りネット
ボウル
ー作り方ー
ネットに野菜や果物の皮を入れ、ひたひたより少し多いくらいの水と一緒に鍋で20~30分煮る
同時にもう一つのコンロで染める布を10分程煮て、絞っておく(布の汚れを取るため)
野菜や果物の色が出た液体に布を入れて15分ほど煮る
終わったら水で洗い、絞る
ミョウバンをボウルに大さじ1入れて、少しのお湯で溶かしたら水1リットルを加えてミョウバン液を作ります
絞ったハンカチを20分ほどミョウバン液に浸けながら、さいばしでハンカチを揺らしていると色が変わっていきます
陰干しして完成です
草木染めは色が落ちやすいのですが、それも含めて色の風合いを楽しんで頂けたらと思います。お子様がいらっしゃる方はぜひご一緒にチャレンジしてみてください。
自然なもので優しく暮らしが豊かになりますように。