次々とおもちゃを出す子どもとの関わり方

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次々とおもちゃを出す子どもとの関わり方

 

さっきまで遊んでいたかと思うと、すぐに別のおもちゃを手に取り始める好奇心旺盛な子ども達。そんな様子を見ると大人は思わず「またすぐ散らかして。。片付けてよ~!」と言いたくなってしまいそうです。

もしうちの子が当てはまると感じたら、まずはおもちゃの数を絞ってあげると◎今月使うおもちゃを決めて、たくさん出しすぎないことがポイントです。出すおもちゃを決める時には、お子様が今特に気に入って遊んでいるものをメインに残しながら5、6種類くらいに絞ってあげましょう。そして使わないものは見えないところに一旦しまっておきます。

次に片付けがしやすいように片付ける場所もわかりやすく決めてあげると◎おもちゃのジャンルごとに収納箱を分け、それぞれに片付けるものの写真を貼ったり、箱の色を分けたりしてみてください。箱を一つにして、ぼんっと片付けるスタイルだと自由度が高すぎるため散らかしやすく、何か探しものがある時には箱からおもちゃをじゃーっと出してしまうことがあります。

そして同時に片付ける習慣も身につけていけるように、別のおもちゃに興味が移ったら「じゃあこれはあの箱にお片付けしてからにしようね」と声かけをしてみます。そうすることで少しずつ子どもも片付けの習慣が身についていきます。

子どもが一つのおもちゃで長く遊べなかったり、すぐ散らかしてしまうのは決して飽きっぽいからなのではなく、「楽しそう」「面白そう」のセンサーが敏感なだけで、とても自然なことなのです。そして、散らかすことで右脳がよく働き「ひらめき」や「発見」する力が磨かれるというメリットもあります。しかし散らかり過ぎると今度は頭の中がごちゃごちゃになってしまうので、大人は見守りつつ、適切なタイミングで声かけをしていき、「きれい」と「ぐちゃぐちゃ」も定められた範囲の中でちょうどよく体験できると良いですね。

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