子どものひとり遊びの大切さ

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子どものひとり遊びの大切さ

 

お子様がひとり遊びばかりで、お友達と遊ぼうとしないことが気になってしまうことはありますか?まずは発達面でのお話をしていくと、お友達とおもちゃの貸し借りであったり、コミュニケーションを図ったり、一緒に遊び始めるのは3歳頃(年齢はあくまでも発達段階の目安です)から少しずつ始まると言われております。そして、結論からお伝えするとひとり遊びをたっぷり行うことが、他者への尊重ができ、自立できる子に育つ為の大切な活動でもあるのです。

まずはひとり遊びをしている時のお子様の表情であったり、どのように動いているのかを見つめてみましょう。お子様がとても真剣に夢中で取り組んでいるのなら、「まだひとり遊びをたっぷりとしたい」というサインです。ひとり遊びをしている時は、子どもは体だけではなく頭も使って「こうしようかな」「ああしたらいいかな」と想像したり考えながら活動しております。納得がいくまで自分を尊重し、思う存分にひとり遊びができると、その体験の積み重ねが「達成感」や「自信」にも繋がっていき、自身が満たされているからこそ少しずつ他者を尊重できるような子になっていきます。ですから無理に遊びをやめさせたり、他の子と関わらせようとするのではなく、その子が周りの子に少しずつ興味を持ち始めたタイミングで上手にサポートをしてあげられると◎いつもの公園や児童館、子どもが集まるスポットやイベントなどに参加しながら他者と関われる環境に足を運んでみましょう。

 

 

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