「身土不二」という身体と環境は一体であることを表す言葉があります。例えば熱帯の国ではバナナが良く育ちますが、そのバナナには体を冷やしてくれる効果があるため現地の人にはとてもありがたい食材です。しかし、日本で夏が旬のきゅうりもクールダウンしてくれる食べ物ですが、それらを寒い冬に食べてしまうと更に体が冷やされて体調をくずしてしまいます。今は産地、季節や旬に関わらず、年間を通してどんな野菜や果物もスーパーに並んでいるのでどのように選べば良いのか分からなくなってしまいそうですが、身体と環境は密接に関係があるということは知っておきたいです。健康を意識するためには、まずは国産のものを選ぶことから始めてみると◎そして、その季節の旬のものを頂くようにします(詳しくはこちら)更にできたら地産地消を意識して食材を選べると良いですね。日本食の欧米化が進んでいることで、健康面に影響が出てきていると言われておりますが、ベースは「日本のものにする」ことを大切にしながらバランス良く取り入れてみてください。
自然なもので優しく暮らしが豊かになりますように。