女の子でも大人でも、入ってほしい菖蒲の湯

女の子でも大人でも、入ってほしい菖蒲の湯

 

こどもの日に入る「菖蒲の湯」植物の菖蒲を入れた薬草風呂のことなのですが、高い薬効を持つので、女の子も大人もぜひ皆様で楽しんでいただきたいです。菖蒲の湯に入る習慣は元々は中国から来ていて、端午の節句に蘭の湯に入っていたことが始まりなのだそうです。しかし日本にはあまり蘭が無かった為、代わりに邪気払いの効果があると信じられていた菖蒲が使われるようになりました。効能も生薬になるほどお墨付き◎リラックス、疲労回復、血行促進、冷え性、肩こりなどに効くとされていて赤ちゃんや妊婦さんも安心して使用していただけます。

菖蒲湯の作り方も簡単で、そのまま束にした菖蒲の葉っぱを入れてから給湯するか、刻んでお茶パックやネットに入れたものに熱湯を注ぎ、10分置いた物を湯船に注ぎます。使用したものも乾燥させると芳香剤や虫除けとして再利用も可能です。お風呂以外の使い方として、菖蒲を枕の下に敷いて寝る、焼酎などに30分浸せば菖蒲酒などもできます(解毒作用、殺菌効果もあるそうです)この時期はスーパーや、お花屋さん、八百屋さん、ネット通販などでもご購入いただけます。5月5日の当日ですと品切れも多くなりますので、お早めにご購入して頂き、冷蔵庫で保管して頂くのがおすすめです。日本古来の習慣を大切に、今年は過ごしてみるのはいかがでしょうか?

自然なもので優しく暮らしが豊かになりますように。

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