4月から5月にかけて力強く花を咲かせるカキドオシ。道端によく咲いている馴染み深い薬草の一つです。漢方では全ての部位がお薬として使われていて、アジアだけでなくヨーロッパでも民間薬として長く使われてきました。新鮮な葉っぱから汁を絞って塗ると傷、おでき、湿疹や水虫に効き、乾燥させたものを入浴剤として使うとお肌に潤いを与えながら皮膚炎の改善に役立ちます。新鮮な葉っぱの汁を直接飲んでみる、もしくはフレッシュやドライのハーブティーにすると漢方薬と同様に
気を巡らせる
子どものイライラやストレスによる頭痛
利尿
胆石
消化不全
気管支炎
耳鳴り
咳
下痢
腎臓病
糖尿病
黄疸
抗菌、鎮静、抗酸化作用
血糖値や血圧を下げる
など様々な効果などがあります。
(※ハーブティーにする場合は少し苦味があるので蜂蜜や紫蘇、紅茶と一緒に飲むと◎)
シソとミントのような香りがあり、好みが分かれる味かもしれませんがとても優秀なハーブです。もしこの時期に見かけたらぜひ試してみてくださいね。
自然なもので優しく暮らしが豊かになりますように。