お灸に使うもぐさは「ヨモギ」からできています。ヨモギと言えば身近なところで簡単に見つけることができますが、夏である今がもぐさ用のヨモギを採取するベストシーズンなんです◎というのも夏のよもぎはカラッと乾燥しやすく産毛の量もちょうど良いのです。
作り方は茎ごと採取したヨモギをスワッグのようにして乾燥させます。乾いたら葉っぱをいくつか取って、手のひらでくるくると、まとまるまで丸め続けます。それを指で三角形にするように形を整えたら完成です。お灸のやり方はもぐさをツボの上にのせ、お線香などを使いてっぺんに火をつけます(合谷という親指と人差し指が交わるところにあるツボが体の全体を整えてくれる効果があり、のせやすいのでおすすめです)熱いと感じたらもぐさを手早く取り除き、お皿などに移しましょう。乾燥させたヨモギは、ヨモギの無い寒い冬の時期こそ大活躍。もぐさ以外にもお茶や料理、入浴剤などに使うことができますし、余った茎もお茶にすると良いです。次回はお灸に焦点をあて、種類なども詳しくご紹介したいと思います。
自然なもので優しく暮らしが豊かになりますように。