感情が内臓に与える力

感情が内臓に与える力

 


東洋医学では内臓を肝、心、脾、肺、腎の5つに分けています。この五臓にはそれぞれに繋がっている感情があり、高まりすぎると属している内臓を攻撃してしまうと言われています。

 

肝ー(怒り)イライラ、ヒステリックになってしまう

心ー(喜び)興奮しすぎる

脾ー(思い悩む)不安や心配性

肺ー(悲しみ)ため息が多い、めそめそ泣いてしまうなど

腎ー(恐れや驚き)生活に関係する不安や恐怖心、新しいことがとても怖いなど

 

緊張する時には心の喜びの力で笑うとふっと体が解けたり、泣ける映画を見るなど意識的に泣くことでデトックスになったりと全ての感情はポジティブにもネガティブにも影響し合うためバランスが大切なようです。

 

例えばこんなライフスタイルだと、内臓を弱らせてしまいます

 

肝ースマホやパソコンなどで目を使いすぎる、飲み過ぎ、重い首や肩のこりは気がつかないふり、ストレスや過度な疲労が多い、欲求不満なところがある

心ー睡眠が短かいor質があまり良くない、多忙であったり休みなく働いている、ストイックである、何かをしすぎる

脾ー甘えたり頼ることが苦手、マスクが手放せない、呼吸が浅い、精神的な疲労が溜まっている

肺ー人とあまり話さない、気が重くなることをし続けたり、そのような環境に身を置き続ける

腎ー絶叫系や怖いものが好き

 

心と体のサインを無視すると、それは後に病気となって現れてしまいます。だからこそ耳を澄まして、五臓を癒す食事をしたり休んだり、香りや漢方に頼るのも◎たった一人のあなたをどうか大切にしてあげてくださいね。

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