心地よい生き方を自然のものからヒントを得て探ってみる。「木」「火」「土」「金」「水」に分けて、それぞれを考えてみます。今回は「木」について。
「成長する」
「素直である」
「立ち直る力」
「上へ、外へと広がる力」
「たくましさ」
「のびやか」
「生き抜く力」
「柳に風」
「土木形骸」
「花は桜木、人は武士」
「桃栗三年柿八年」
「埋もれ木に花が咲く」
「寄らば大樹の陰」
あなたは他にどんなことを連想しましたか?
中国の哲学者である老子が残した言葉に「曲がれば即ち全し(曲がった木は切られない)」というものがあります。完全であろうとしないからこそ人は人生や寿命を全うできるということ。「木」が教えてくれる大切な心得なのでした。次回は「火」に生き方を学びます。