南インドの食堂ではミネラルウォーターは有料なのですが、サービスで出してくれるピンク色のお水は無料なのだそう。その名も「パティムガム」というアーユルヴェーダティーで、スオウと呼ばれる植物の木の枝と一緒に煮出すことで綺麗なピンク色になります(スオウの木の枝は黄色なので魔法のようで面白いです)背景にはインドの水事情も関係しており「ちゃんと沸騰させているので安全ですよ」という証としても使われているそうです。気になるお味は、ほぼ無味無臭なのでピンクに染まった水といった感じなのですが(だからこそ食事の邪魔にならないので飲みやすいです)アーユルヴェーダティーと言われるだけ薬効はお墨付き◎
ホルモンバランスを整える
月経トラブル
ダイエット
血流改善
消化促進や胃腸のトラブル
リラックス効果
抗酸化、抗菌、抗がん作用
鎮痛作用
止血作用
産後つわりや閉経
糖尿病予防
皮膚感染
食中毒
心臓の強化
などの効果があるのだそうです。
ダハムクティと呼ばれるパティムガムに更にハーブがブレンドされたものなどもあります。スオウ自体は漢方でも「蘇木」として親しまれ、染め物の材料として日本でも使われています。
パティムガムですが、日本でも南インドのお料理のお店で頂けたり「いっちゃ」というサイトで購入も可能です(300円ほど)気になる方はぜひ試してみてください。
自然なもので優しく暮らしが豊かになりますように。