子どもを育てる土いじり

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子どもを育てる土いじり

 


今はマンションやアパートも増えてお庭がなかったり、道はアスファルトになってしまっている所も多く、子どもが土に触れられる機会が減ってきていると言われています。土で遊ぶということは、ずっとずっと遥か昔、何もなかった時代から子ども達がしていた太古の遊びの一つです。土を掘る、こねる、団子にする、泥にする、山を作ってトンネルを掘り、水を流して川や池にしてみる。バケツやスコップなどの入れ物と掘る物さえあれば、思うがままに自由に小さな地球を作ることができます。

触覚、指先と体、手に伝わる温度、感受性、想像力と創造力、面積の広がり、地面のでこぼこが足裏に伝わり平衡感覚を磨いていく。サラサラ、ざらざら、ねちょねちょ、固い、柔らかいなどの触り心地。あらゆる感覚を使って五感を刺激していきます。体にもたらす影響としては微生物や細菌が体内に入ることでアレルギーや肥満になりにくく、日光にあたることでビタミンDが元気な骨作りのお手伝いもしてくれます。アーシング効果もあるため体内の静電気が放電され、穏やかな気持ちになったり寝つきも良くなるそうです。

公園の砂場でなくても、土手や空き地、海や森など土があるところは全て子どもがのびのびと活動できるフィールドになります(公園以外のところでは素敵な自然の落とし物や生き物などに出会うこともあるかもしれません)潮干狩りや貝殻拾い、野菜を育てたり草むしりなども良いですね◎汚れても良い服やお着替えを持って、時間を忘れて土いじりに熱中できたらお子様の発見や気づきがたくさんありそうです。

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