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子どもの発達障害を詳しく理解する①自閉症と高機能自閉症

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子どもの発達障害を詳しく理解する①自閉症と高機能自閉症

 


前回の「子どもの発達障害を理解することの大切さ」の話に続き、今回は自閉症と高機能自閉症の特性についてまとめてみます。

 

自閉症

言葉の遅れや知的障害がありコミュニケーションが難しい(オウム返し、言葉の使い方が独特、会話が続かない、一方的な会話)

人との関わりに興味がない

活動や趣味の範囲が狭く同じ活動を飽きずに何度も繰り返す

同じ服や同じ道具を使いたがる

興味のないことには手をつけない

「いつもの」行動パターンや物、人、状態、習慣などが変化するとパニックになったり苦しく感じる

感覚の偏り(特定の視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚がとても好きだったり、嫌いだったりする)

 

高機能自閉症

アスペルガー症候群の特徴に加えて(次回お伝えします)自閉症が持つ言葉の遅れや対人関係の困難さ、活動や趣味の範囲の狭さといった特徴が大きく出る

 

〜2歳までに出やすい特徴として〜

抱っこを嫌がる

ほとんど泣かない、もしくは泣き止まない

表情があまりない、ほとんど笑わない

ちょっとした物音ですぐ起きる

目が合わない

名前を呼んでも反応しない

指をさした方向を見ない

言葉が遅い

 

などが挙げられ、いずれも6ヶ月以上その状態が続いているかが判断の目安になります。次回はアスペルガー症候群についてのお話になります。

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