グリーンカーテンとしてもよく利用されているヘチマ。たわしにするのも有名ですが、沖縄や鹿児島の方では若いヘチマは料理に使われ、冬瓜のような味わいで美味しいのだそうです。ヘチマの薬効としては生の果実を輪切りにして煮た汁を飲むと血流を良くしたり、咳や痰、むくみを穏やかに取ってくれる効果があると言われております。ヘチマの葉はお茶にもなり、肌ツヤを良くしたり皮膚の炎症にも◎生の葉の汁は切り傷や湿疹、痔などにも効くそうです。ヘチマは完熟になると水をたくさん含んでいるため、ヘチマ水として化粧水にできます。効能はニキビや湿疹、ひびやあかぎれ、日焼けの火照りに良いとされ肌に潤いを与えてくれます。作り方は茎を根本から５０cmほどあけたところから切って、清潔な乾いたペットボトルや瓶に入れて放置しておくとヘチマ水が溜まります（作る日は雨が降った翌日だと水分を多く含んでいるのでおすすめ）ヘチマ水を沸騰させ、１分経ったらガーゼやコーヒーフィルターなどで濾過したら完成です。冷蔵庫に入れて１週間で使い切ってくださいね。一石二鳥のヘチマ、来年の夏は成長を楽しみながら暑い夏を乗り切るのも良さそうです。
自然なもので優しく暮らしが豊かになりますように。
