子どもに怒ったり叱るタイミングがやってきた時、言葉に出す前に自分自身に一度「待った」をかけてみます。そして「今わたしはこの子に何を一番伝えたいのか」ということを考えてみると◎子どもは大人から怒りの感情がのった注意を受けると「怒られた」という事だけが強く記憶に残ってしまい、なぜ注意を受けたのかを忘れてしまうのです。ですから「なんで〇〇できないの！」「〇〇しないでよ！」と言うよりも、「こうしてほしい」「こうしようね」という事実だけを子どもに伝えるようにすると理解しやすいようです。このような声かけはすぐにはできないかもしれませんが、徐々に繰り返していくことで慣れてきます。
そしてもちろん大人にだってそんなに優しくできない、そこまで考えてあげられない時は当然あります。もし怒りたくなったら少し自分を客観視して「今きっとわたし疲れてるんだな」「余裕がないのかも」と自分を見つめるパロメーターにして、積極的に休んだりリフレッシュしながら自分を癒してくださいね。
