まだ小さな子どもの発達において大切なこと。それは「繰り返し頻度良くできる体験」の積み重ねです。
繰り返しの経験とは例えば、、
決まった公園に行くこと
いつものおもちゃで遊ぶこと
同じ習い事に通い続けること
興味のあることに邪魔されずどっぷりと浸かれること
などもそうですね。
では繰り返すことでもたらされるメリットとはなんでしょうか?
失敗と成功を繰り返し「こうしたらどうなるかな?」と予想を立てて実験することができる
秩序を覚える
見通しを立てることができ、安心して取り組める
インプットされた情報が繰り返されることによって記憶としてしっかりと定着する
覚えたことを実践的に使いこなせるようになる
子どもが同じ事ばかりしているとつい新しいものを進めたくなってしまうのですが、集中している・興味を持っている間は飽きるまで思う存分させてあげる方が◎子どもが繰り返すことにはきちんと意味があり、そこには「学び取りたい」という強い気持ちが隠れています。その学びがその子の中で満たされたら、ようやく次の興味へと進むことができるのです。大人から見たら同じようなことをしているように見えても、実はちょっとした変化を加えていたり頭の中でたくさん思考を巡らせていることもあります。そして、たまにスパイスとしてちょっとした新しい体験を取り入れると、子どもの感覚や脳が活性化されたり興味の種が生まれるきっかけにもなりますので、程よく散りばめてみてください。