親は子どもの先生にはなれない?

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親は子どもの先生にはなれない?

 

音楽や勉強、スポーツなどの場面で大人が若かりし頃に得意だったもの、頑張ってきたものがある方ほど子どもに対して指導をするような場面があるかもしれません。「親は子どもの先生にはなれない」というよりも先生になるのはとっても難しいなと私は思うのです。例えば先生になってしまうことで子どもに過度な期待をかけてしまうこと、口うるさく言ってしまうこと、親基準で考えてしまい子どもに寄り添えないこと、お互いに感情が入ってしまうこと、見返りを求めてしまう場合などあります。お子様も「先生に言われるのは良いけど同じことを親に言われるのは嫌だ」と感じたり「なんかその教え方私には合わないな。。」と思うこともあるかもしれません。更に大人が「私は昔こんなに頑張ったのよ」という話や、「もっと頑張らないと〇〇になるよ」という脅しや「なんでこんなことも分からないの」という声かけをしてしまったら子どもは益々伸びなくなってしまいます。もしそうなってしまうかも。。と感じた場合は迷わず専門家に任せてみるのも◎その代わりに、親は子どもの気持ちに寄り添い、子どもが自ら頑張ってみようと思えるように励まし「今日は何をやってみる?」「どうしたらできるようになるかな?」と質問をしながら自分で考える癖づくりをしていけたら素敵です。子どもは外で頑張っているからこそ家では思いっきり子どもでいたい、ゆっくりしたいし安心したいと思っているもの。バランス良く関わっていけたら良いですね。

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