赤ちゃんに授乳をする時、顔を赤ちゃんの方に向けてお話をしたり、歌ったり、表情を作ることで赤ちゃんに安心感を与え、コミュニケーション能力も伸ばしていくことができると言われています。赤ちゃんは人の顔を観察しながら表情や発音を身につけていくので、近い距離でお母さんの顔を見られることでより模範しやすいからなのだそう。そしてお母さんにとっても愛情ホルモンであるオキシトシンが分泌され、より赤ちゃんを愛しく思うようです。とは言ってもせっかく静かにしてくれている授乳タイム。スマホやテレビを見て一息ついたり、隙間作業をしたい時もありますよね。ですから毎回でなくても「１日１回でもできたらいいな」くらいの気持ちで取り入れてみてください。赤ちゃんも眠そうにおっぱいを飲んでいる時などはこちらの表情や言葉にもあまり集中していませんし、生後３ヶ月前の赤ちゃんはまだ発達的にも目がはっきりと見えておりません。お腹が空いている時や他の色々なものに興味がある時はこちらが顔を向けても目が合わない場合もあります。ですからお母さんもそういった時は率先してのんびりしてくださいね。本質は授乳中に赤ちゃんを見つめるということが大事なのではなく、赤ちゃんと向き合うことが大切なのですからきっと皆さん大丈夫！あっという間に過ぎ去ってしまう授乳タイムも大切にしながら、上手に息抜きしてくださいね。
